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競技報告
地元関西出身の香山麻央が女子チーム優勝に大きく貢献
第2日 競技報告:JGA 写真:Gery Kobayashi
女子チームは昨日、大会4連覇を目指す韓国に1打差をつけてトップに立った。しかし、昨年の韓国女子アマチュア選手権2位の実力者パク・ヒー・ヨンが率いる韓国の底力を考えると、とても楽観視できる状態ではなかった。そのなかで、キャプテンシーを発揮したのが地元出身の香山麻央。21歳と女子チームで一番の年長となる香山は、宝塚ゴルフ倶楽部・新コースの特徴を熟知しており、昨日のチームミーティングでも他の選手達にコースマネジメントの助言をし、「自分たちのゴルフをやり抜こう」とメンバーを鼓舞していた。
そして迎えた第2ラウンド。香山は「チーム戦でトップに立ちましたが、緊張はありませんでした」という言葉とは裏腹に、ティショットが左へとぶれる。それでも前半は2バーディー、2ボギーのパープレー。後半は得意のショートパットが決まらず、1バーディー、2ボギーの1オーバーパーでこの日を72で終えた。「こんなにティショットが悪いのは久しぶりです。大変な1日でした」と疲労困憊の体で1日を振り返った。72ストロークは、この日の女子選手のなかで2番目のスコア。決して悪くはないスコアだが、香山本人は不安感でいっぱいの様子だ。山口桃子女子チームキャプテンが「香山はインテリジェンス。このコースは彼女の地元でコースにも慣れていたし、ポイントゲッターとして期待している。年長者なので若い選手達を引っ張ってくれている。とても心強い選手」と語るほどの期待を受けていた存在であることを、香山本人が気づいていないことはなく、その責任感から1オーバーパーというスコアにも納得がいかなかった。女子チームの優勝が決まり、山口キャプテンに労をねぎらわれ、里深真弓JGA女子ナショナルチーム委員長に抱きしめられたとき、地元開催でしかも初の国際競技出場の緊張感と身長157cmの小さな身体にかけられていた大きな責任から解放されたのだろう。香山は人目をはばからず涙を流していた。



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