諸見里はノーボギーながら、ノーバーディーの72。「良いのか悪いのか」と困惑しながら気を取り直すと「ノーバーディーはくやしい。でもノーボギーはうれしい。明日(第2日)以降はノーボギーを続けバーディーをとりたいです」
プロデビュー戦。1番で名前を読みあげられ「きょうはがんばるぞ」と気合いが入ったという。ティーショットはフェアウェー左へ。同じ組の不動が右ラフ、表純子が2発左OBに打ち込み「9」という”試練”をみせれられたが、パーをキープした。日本女子アマのタイトルを取り、世界アマなど日本を代表する数々の修羅場をくぐった力はしたたかだった。
コーチの江連忠プロがデビュー戦を祝ってキャディーとしてバッグをかついだが、18ホールを全部パー。先の米ツアーQTも宮里に次ぐ3位でクリアしたホープは誰も忘れない全ホールパーという”記録的なスコア”をマークして、非凡ぶりを印象づけた。
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