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競技報告
【豪州のテリー・ゲールが単独トップに立った】
第1日 競技報告:西澤 忠 写真:Gery Kobayashi
豪州のテリー・ゲールが5バーディー、1ボギーの68で単独トップに立った。シニアルーキーの室田淳が2アンダーパー70で2打差の2位につけた。1アンダーパーの3位には上原宏一、友利勝良ら5人。大会3連覇、4度目のタイトルを狙う高橋勝成はイーブンパーの8位スタート。中島常幸は2オーバーパーでアマチュアの引地理策らとともに27位につけた。

ゲールは欧州シニアツアーで今季1勝、来年のシード権を確定させた59歳。日本のレギュラーツアーでは87年から4年連続してシード選手。89年ダンロップオープンなど2勝の強豪だ。「今日はバーディーパットを随分外したが、良いパーパットも入ったし調子は悪くない」と自信をのぞかせる。米シニア、日本も合わせ3ツアーで活躍してきたが「もうアメリカは年齢的にも無理なのでやめた。豪州も含め欧州、日本でがんばりたい」”渡り鳥”に久しぶりのチャンスがやってきた。

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