アマチュアの阪田にとって気の毒なのは過密なトーナメントスケジュール。この日本シニアオープンが終わると来週が熊本空港カントリークラブでの日本シニアゴルフ選手権競技にディフェンディングチャンピオンとして出場。その後には、日本ミッドアマチュアゴルフ選手権競技の東京ゴルフ倶楽部と3週連続の試合出場だからだ。
そのせいか、今日のラウンドはグリーンエッジからのアプローチとパットが思うにまかせず、ボギーの山を築いてしまう。アウトで3ボギー、インで4バギーの7オーバーパー、79で95位と出遅れてしまう。
「でも、ショットは良いんです。なにしろパットが悪すぎた」と明日に望みを託した。
「やはりアマチュアですから、来週の日本シニアにつながるゴルフをしないと。アマチュア同士の試合には負けたくないというプライドが許さないから」と、長いキャリアを最後に誇った。
3人組で最もスコアが良かったのは上原宏一。アウトを2バーディー・1ボギーの1アンダーパーとすると、インもバーディーとボギーを1つずつにとどめ、トータル1アンダーパーの71、3位タイにつけた。トップと3打差のランクはチャンピオン同士の顔合わせにただ一人花を添える結果だった。
同一のコースで、日本オープンと日本シニアオープンを勝ちとればギネス級の新記録に間違いない。
|