中島にも特別な思いがある。それは「日本規模の試合に初めて出場したのが1969年の日本ジュニアゴルフ選手権で、ここ嵐山カントリークラブが会場だった。中学3年で、成績は7位。練習ラウンドで父(故巌氏)とプレーしたことや、当時13番ホールのセカンドを5番アイアンで打ったことなどを想い出した。今はピッチングウェッジだから、僕も飛ぶようになったよ」と笑う。
3バーディー・1ボギーのステディなゴルフでフィニッシュした友利にだって、この試合に勝ちたいはず。昨年の本大会でシニアデビューして最終ラウンドに高橋勝成を追い上げたが、英国のB・ロングミュアーと3人のプレーオフに敗れているからだ。
いずれにしても欧
州ツアーや日本のレギュラーツアーで顔馴染みのテリー・ゲールと友利がツーサムのペアリングになる明日の第3ラウンドが楽しみになってきた。「今年の全英シニアオープン(トム・ワトソン優勝)3日目にも同じ組でラウンドしました。彼とのプレーを楽しみに、オーバーパーをしないゴルフを目指します」と決意表明した。
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