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第60回国民体育大会ゴルフ競技は12日、岡山県の山陽ゴルフ倶楽部(成年男子)、備中高原北房カントリー倶楽部(少年男子)、作州武蔵カントリー倶楽部(成年・少年女子)の各会場で第2日競技の18ホールストローク・プレーを行った。各部門とも熱戦が繰り広げられた結果、成年男子は兵庫県がチームトータル422、少年男子はチームトータル417で茨城県、成年女子はチームトータル445で開催県の岡山が団体初優勝、少年女子はチームトータル436で熊本県がそれぞれ優勝を果たした。
なお、男女総合成績1位は2006年開催県の兵庫県、女子総合成績1位は熊本県が獲得した。
【成年男子は兵庫が優勝】
2006年兵庫国体の開催県である兵庫県が、JGAナショナルチームメンバーの吉田泰典が好調なゴルフを見せてこの日9バーディー1ボギーの64ストロークをマークしてチームを牽引。チームメートの小黒貴志と丹羽俊一も堅調なゴルフでスコアをまとめて、チームトータル422で2位の埼玉県と千葉県に9打差をつけ優勝となった。
個人では、吉田泰典(兵庫)がトータル132ストロークで、初のタイトルを手に入れた。
(吉田選手コメント)
今日は、ドライバーは少し曲がっていたが、アイアンが絶好調で、9個のバーディーのうち6個は、1メートル以内に全てつけた。
今まで、2位で終わってしまうことが多かったので、個人優勝できて非常に嬉しいとコメントしてくれた。
(兵庫県佐野監督のコメント)
3名の選手は、トータルパープレーと入賞を目標にプレーをしていました。
合宿よりもいいスコアで終えることが出来、本番でのプレッシャーや県の代表選手としての気持ちが良い方向に向いたと思います。
「来年は地元兵庫国体で、プレッシャーになるかもしれないが頑張りますと」コメントした。
【少年男子は茨城県が優勝】
初日2位と9打差でスタートした茨城県。本日は、永野(70ストローク)、岡部(69ストローク)、亀井(69ストローク)の3選手がアンダーパーで回る安定したゴルフで、チームスコアの417ストローク。2位の東京都に11ストローク差で優勝した。
個人の部は、岡部大輔(茨城)が、135ストロークで、2位の薗田峻輔に1打差で優勝した。
【成年女子は地元岡山県が初優勝】
混戦となった成年女子は、初日5位とスタートが出遅れた岡山県が445ストロークで2位の広島県と1打差で団体初優勝となった。岡山県は、2004年日本女子ミッドアマ3位タイの佐藤を中心に、西山、中村が手堅くパープレーでラウンドし優勝へ結びついた。
個人は、豊福歩未(福岡)が、本日68のベストスコアをマークしトータル139ストロークで国体の個人戦初優勝を果たした。
【少年女子は熊本県が優勝】
2度目の団体優勝となる熊本県は、安定したプレーで2位の京都に2打差をつけ優勝した。
個人は、今年の日本ジュニアで優勝した原江里菜(宮城)、服部真夕(岐阜)、森田理香子(京都)が、140ストロークで首位を分けた。
〈開 催 日〉 9月12日(月)
〈会 場〉
成年男子(141人) 山陽ゴルフ倶楽部(6890ヤード、パー72)
少年男子(141人) 備中高原北房カントリー倶楽部(6823ヤード、パー72)
成年女子(72人) 作州武蔵カントリー倶楽部(6176ヤード、パー72)
少年女子(72人)
〈天 候〉 晴れ、気温31度
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