筑波大学在学中から社会人の間には陸上の日本選手権の7種競技で6年連続優勝の記録を持ち、2002年女子ミッドアマ優勝の経歴を持つ阪本知子は、ショートゲームに精彩を欠いて1バーディー・8ボギー・1トリプルボギー82と大きく崩れて、女子シニア初出場初優勝を逃した。学生時代に鍛えた筋力はシニア入りしても衰えをしらず、ドライバーショットは同組の競技者を常に30ヤード先に運ぶ。圧倒的な飛距離のアドバンテージを取りながらも、2メートルほどのショートパットに苦しみ、2日間で2つのトリプルボギーを叩いて自滅する形となった。「今週は、本当にショートゲームが悪かった。また、来年がんばります。」と悔しさをかみ殺していた。
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