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競技報告
日本ジュニアチャンピオンの竹村真琴が堂々のメダリストに
第2日 競技報告:武藤一彦
竹村真琴
2006年度(第48回)日本女子アマチュアゴルフ選手権競技は21日、鷹之台CCでマッチプレー進出者32人を決める予選第2ラウンドを行なった。首位スタートの竹村真琴がパープレーでホールアウトし通算3アンダーパーで初のメダリストを獲得。2004年大会優勝の宮里美香、2005年世界ジュニア優勝の若林舞衣子ら明日からのマッチプレーに駒を進めた。なお、予選ラウンドで3位以内に入賞した竹村真琴、大城さつき、小橋絵利子、藤本麻子、佐伯三貴の5人が9月に茨木GC・西コースで開催される日本女子オープンの出場権を獲得した。

16歳の竹村真琴(花屋敷)が予選ラウンドをトップで通過、初のメダリストに輝いた。竹村はじめ上位32人までが22日からのマッチプレー進出を決めた。2年ぶり2度目のタイトルを目指す宮里美香(オリオン嵐山)、前回2位の山本知佳(棚山)、金田久美子(クラーク記念国際高)、若林舞衣子(開志学園高)も順当に勝ち進んだ。22日は1回戦16、2回戦8試合を行いベスト8までを決めるが、優勝候補でナショナルチームのチームメイト、原江里菜(東北福祉大)と吉田弓美子(東名厚木)が1回戦で対戦するなど早くも注目のマッチが組まれた。

第2ラウンドを2バーディー、2ボギーのパープレーでホールアウトし、通算3アンダーパー。昨日のリードを守りきった竹村真琴(花屋敷)が予選をトップで通過。名誉のメダリストを獲得した。「意識はしていなかった。パープレーで回ろう、32位に入ろうとプレーした。日本女子オープンの出場資格を取れたことが嬉しい」予選ラウンドの上位3位までは日本女子オープンに出場できるが、秋のビッグイベントに目標をおいて大物感いっぱいだった。
今大会には中学1年から4連続出場。04年にはマッチプレー進出を果たしたものの、1回戦で今年1勝を上げた飯島茜に敗れている。姉の千里も今大会に出場しているが、体調を崩し予選落ち。姉妹での進出を逃したのは残念だが、「お姉ちゃんの分もがんばりたい。でも、私は負けず嫌いなので、気持ちが空回りするのが心配」不慣れなマッチプレーに心細げな様子をみせながら「パットがいいので楽しみ」と力闘を誓った。

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