第60回日本学生ゴルフ選手権競技が、8月22日から茨城県の江戸崎カントリー倶楽部・東コースで開催されます。
《組合せ・スタート時刻はこちらから》
□ 大会の見どころ
昨年の本選手権を制した池田勇太(東北福祉大3年)。高校時代には、世界ジュニア優勝、日本ジュニア2連覇、日本オープンローアマチュアなど輝かしい成績を収めていた池田も大学進学後は、不本意な成績が続いていました。しかし、昨年の日本学生で、これまでの鬱憤を晴らすかのようなプレーを見せ、最終日に69をマークして逆転優勝を果たしました。今年の日本アマではベスト32入り、先の関東学生を制するなど連覇に向けて順調な仕上がりを見せていま
す。
また、本選手権では、池田を擁する東北福祉大勢の活躍が際立っています。2000年以降の優勝者を見ると、昨年まで宮里優作(3回)、権奇澤、池田勇太の3人が5回優勝。2004年大会の甲斐慎太郎(当時日本体育大4年)以外は、全て東北福祉大のプレーヤーが優勝をしています。昨年は、上位5位に東北福祉大3人が占める圧倒的な強さを見せています。東北福祉大には、池田の他にもナショナルチームメンバーの安本大祐(東北福祉大2年)、昨年大会初出場ながら5位と健闘した渡邉優登(東北福祉大2年)、2004年日本ジュニア優勝の小林伸太郎(東北福祉大2年)、ら将来有望な選手が揃っており、彼ら東北福祉大勢が優勝争いの中心になることが予想されます。
一方、古豪復活を目指す日本大で注目なのは、伊藤勇気(日本大1年)。昨年、悲願の日本ジュニア優勝を果たし、今年日本大に進学した伊藤は、ボナラックトロフィーアジア太平洋選抜vsヨーロッパ選抜マッチ選手権に池田とともに出場したほか、全英アマチュアゴルフ選手権では、日本人最高順位となるベスト16入りを果たしました。7月の日本アマではストロークプレーでメダリストとなり初優勝の期待がかかりましたが、準々決勝で宇佐美祐樹に惜敗し、ベスト8に終わりました。その悔しさをバネに本選手権初出場初優勝を狙います。また、北海道アマを制し、日本アマベスト16入りを果たした宮本太郎(日本大4年)、同じく日本アマベスト32の川満歩(日本大4年)らが優勝を目指します。
この他、ナショナルチームメンバーの真田雅彦(早稲田大2年)、日本アマベスト32で関東学生2位の芳賀洋平(中央学院大3年)、昨年の本選手権11位タイの澤田健一(中京学院大3年)らの活躍にも期待がかかります。
《各地区学生選手権の成績》
北海道学生
関東学生 ストロークプレー マッチプレー
中部学生
関西学生
中四国学生
九州学生
|