1アンダーパーでスタートした田代は、粘りのゴルフでこの日も69とスコアを伸ばし、通算2アンダーパーの6位タイと健闘を見せている。
田代は、ドライバーとアイアンショットが好調で、3番でディボットからの115ヤードの2打目を、ピッチングウェッジで3メートルにつけてバーディー。9番では、残り100ヤードをピッチングサンドで1.5メートルに寄せ、前半を33で折り返す。後半、1バーディー・2ボギーと1打スコアを落としたものの、この日69でホールアウトし、6位タイに踏みとどまった。
田代は、4年生の今年が日本学生初出場。中学時代は、サッカーに親しんでいたが、高校入学時に友人がゴルフを始めたのをきっかけ
に、ゴルフ部に入学した。これまで全国大会では、良い成績を残していなかったが、本大会では連日のアンダーパーで上位につけている。
その理由は、安定したドライバーショットと「自分は、江戸崎CCで何度もプレーをさせて頂いていますが、オーバーパーを叩いた記憶がありません」というコースとの相性の良さ。飛距離は出ないものの、確実にフェアウェーをとらえるドライバーショットが、このコースとマッチしているようだ。「明日は、緊張するとは思いますが、自分ができることをやるだけです」と健気に語った。
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