昨年大会で上位入賞が期待されたものの第1ラウンドで出遅れ13位タイに終わった佐伯。雪辱を期して臨んだ本大会で3バーディー・1ボギーの安定したプレーで2位タイと好スタートを切った。
1番(170ヤード・パー3)、5番アイアンで放ったティーショットがピン1.5メートルについて、幸先良くバーディーを奪った佐伯だが、「1番ホールでバーディーを奪った日のラウンドは、スコアが悪いのです。気持ちいいスタートでしたが、若干の不安もありました」という通り、6番(348ヤード・パー4)でボギーを叩き、前半はイーブンパー。しかし、後半は佐伯の予想に反して、2バーディー・ノーボギー。
2アンダーパーでホールアウト
した。「ショットの調子があまり良くありません。でも、最近は悪いなりに落ち着いたプレーが出来るようになりました」と今日のラウンドを振り返った。「出だしの3ホールが難しい。ここをパープレーでしのげれば…。今日は、ここでスコアを伸ばしているのに、パー5で1つしかバーディーが獲れなかったので不満が残ります。第1ラウンドを終えて、これからモチベーションも上がってくると思います。昨年のこともあるので、今日は変なミスでスコアを崩したくはありませんでしたし。明日以降は60台を目指して、攻めのゴルフをしたいです」と悲願の本大会優勝に向けて抱負を語った。
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