綾田紘子は、前半2バーディー、後半3バーディー・1ボギーの68。ショットが不安定ながらも4アンダーパーをマークできたのは、前半のパッティングに秘密があった。「もちろん、自分でも初めて」という、そのパット数は9。前半全てのホールを1パット。アイアンのシャフトをスチールからカーボンに変えて間もない綾田は、セカンドショットでグリーンを捉えきれない。いつボギーを叩いてもおかしくない展開を救ったのは、練習時間の殆どをあてたというアプローチ。その成果が出て、グリーン周りからのアプローチを1メートルに寄せて9パットにつなげた。
「今日のスコアは上出来です。昨日、76を叩いてしまったので、残り2日間でイーブンパーに戻せればと思っていました。それを1日で取り戻せるなんて。昨日はショートパットが全然入らなかったのに、今日は18ホールで21パットでした。3日間で通算アンダーパーを目標にしてきたので、明日は1ストロークでもスコアを伸ばしたい」
|