2006年度(第39回)日本女子オープンゴルフ選手権競技
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Championship Reports
競技報告
ディフェンディングチャンピオン宮里藍選手を迎えてメディア・デーを開催
大会前 競技報告:JGA    写真:Gary Kobayashi
2006年度(第39回)日本女子オープンゴルフ選手権競技の開幕を1週間後に控えた9月19日(火)、会場の茨木カンツリー倶楽部でディフェンディングチャンピオンの宮里藍選手を迎えてメディア・デーを開催した。

メディア・デーには、報道約100名が出席。1976(昭和51)、77(昭和52)年の樋口久子以来の2連覇を狙う宮里選手が記者会見に臨んだ。

宮里選手は、茨木カンツリー倶楽部・西コースをプレーした印象を「フェアウェー幅が狭く、グリーンが小さい。林でセパレートされたとても綺麗なコース」と語り、「コースセッティングは、パー5でもバーディーを狙うには長く、パー4もティーショットの落としどこ
ろが狭い。いかにスコアを伸ばすかというより、いかにパーセーブしてスコアを守るかの戦いになると思います。まさにメジャー競技というセッティング。ショットからパットまで全ての技量が試されるコースです。特に印象深いのは13番ホール。ティーショットでドライバーを使うのか3番ウッドを使うのか判断を迫られました。1日1アンダーパーか2アンダーパーが目標です」と表情を厳しくした。

本選手権で特別承認を受け出場が決定したジャン・ジョン(韓国)について質問されると、「非常に手強いです。彼女は、ショットの精度も高く、パッティングも上手い。精神的な強さも凄いので強敵だとは思いますが、私はプレーし慣れた日本での競技に対して、彼女は初めての日本。地元の利で若干、私の方が有利かな」と出席者の笑いを誘った。

2連覇に向けての抱負を聞かれると「昨年は、米ツアー参戦を心に決めた中で、メジャー優勝と複数年シードがどうしても獲りたかった。周囲からのプレッシャーもある中で、日本女子オープンに優勝できたことは、自信になったし、大きなステップになりました。
今、パッティングのフィーリングも良いし、良い状態で日本女子オープンに臨めると思っています。このコースは、ショットとパットの両方の精度を求められるので、ショットの調子を上げるように調整して来ます。連覇には、いかに自分の世界に入りきれるか。それができれば、連覇も出来ると思います」と自信をみせた。

メディア・デーの模様は、ビデオギャラリー(動画配信)でもご覧いただけます。



【JGAオフィシャルスポンサー決定】

JGAオフィシャルスポンサーに、NECが決定。JGAは今年の日本女子、日本、日本シニアの各オープン選手権において、選手の現在位置やボールの軌跡情報などをリアルタイムで集計し、提供するシステムを導入し、ギャラリーやゴルフファン、競技関係者向けのサービスとして提供します。本システムはGPSを活用しトーナメン選手やボールの位置情報をリアルタイムで把握することのできる、NECゴルフトーナメントナビゲーションシステム「Shot Navi」を用いて、選手のプロフィールやスコアを始め、各ホールにおけるボール軌跡などの詳細な情報をリアルタイムで提供するサービスです。本サービスは、トーナメント会場に設置したディスプレイやパソコン、およびブロードバンドネットワークを介した一般のパソコンや携帯電話で利用できます。

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