8月の1ヶ月間で上げたツアー3勝を含む今シーズン5勝で賞金女王を狙う大山志保が上がりの2ホールを連続バーディーで締めくくり、トータル2アンダーパーの70でラウンドを終えた。スタート前にトップが張の3アンダーパーで首位に立っていたのを知ってのプレーだっただけに、1打差の2位タイは好スタートといえる。
「ラウンドの途中に、今シーズン絶好調だった頃のパットのフィーリングを思い出しました。平均パット数は首位なのに、ここ数試合で忘れていたタッチが蘇ったのが、嬉しい」と試合後に語った。パットの調子が良い時は「グリーン上のラインが黄色い線になって見える」という大山にパットのタッチが戻ったのだ。
最終
18番ホール。64ヤードの第3打をピン右3メートルにつけ、2カップほど切れるフック・ラインをカップのど真ん中に決めた。「久し振りにいいパットが打てました」と笑う大山に“黄色いパッテイング・ライン”が復活したに違いない。
2年前の日韓対抗戦で、張選手と戦い大敗した経験がある。「パットの上手い選手というイメージがあります。でも、“このコースで3アンダーパーが出る人がいるなら、私にも出来るはず”と思ってプレーしました」と言うのだから、タッチとともに勝利への自信も蘇ったのかも知れない。
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