宮里藍はスタートから連続ボギー。中盤で盛り返したが、今度はショットを乱し、10位タイと後退した。「バーディーが2つしか取れなかった。今日は、よく我慢しました」前向きに振り返ったが、アイアンショットがよくなく、パットも本来の冴えがなかった。
ホールアウト後、父・優さんとショットを調整。さらにパッティングを大改造した。
クロスハンドに代え、好結果に結びついているが、帰国3戦目を迎え大きな変化が現れた今大会だ。パットのグリップが左手と右手が離れ、左手は左手甲が正面を向いていた。父・優さんは語る。「練習日に見てこれはいけないと思いました。左手がかぶる。左手を伸ばす、左肩が落ち、アドレスがゆが
む。短いパットが入らなくなると思った。案の定です。今日は本調子なら3つは入っているパットが、入ってなかった」
クロスハンドの握りを小さく一つにまとめた改造はホールアウト後の長い練習で成った。
「首位から8打差と思うと自分を見失う。ひとつでもアンダーパーを増やす。1アンダーパーを目標にパットが入ったら、4ストロークくらい伸ばせれば良いですね」パット改造の宮里の勝負の三日目に注目だ。
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