アマチュアの健闘が続いている日本女子オープン。森田とともに注目を集めたのは、若林舞衣子だった。前日まではショットが不安定で5オーバーパーと苦戦していたが、この日は復調。ショートアイアンが冴え、4ホールあるパー5で3バーディーを奪った。後半、13番でティーショットを右のラフに打ち込み、2、3打目もラフから抜けきれずダブルボギーを叩いたが、その後も粘りのゴルフで1バーディー・1ボギーにまとめ、通算3オーバーパーの10位タイまで順位を上げた。若林は、中学3年で日本ジュニアを制し、昨年には世界ジュニアで優勝を果たすなど、その実力は広く知られている。「今日は、パー5で3バーディーを取れたので、スコアを伸ばせました。ローアマチュア争いは気にせず、しっかりとコースマネジメントを考えてプレーするだけです」最後のローアマチュア獲得になるかもしれないチャンスにも、動じたところは見せなかった。
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