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競技報告
【ニュージーランドが首位を堅守、日本は6位へ後退】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
若林舞衣子
Sharon Ahn(NZL)
第1ラウンドで選手を苦しめた強風と特有のシャワーもおさまり、各チーム好スコアが予想された第2ラウンド。しかし、出場選手は日が高くなるにつれ早くなるグリーンに戸惑い、昨日の強風の感覚が残りセカンドショットの距離感が修正できず、苦戦を強いられた。日本チームは、3人ともにショットの調子は良かったものの、ショートゲーム、パッティングのミスからスコアを崩した。

個人5位と好スタートを切った有村は、1番ホールで10メートルから3パットボギーと出だしで躓き、その後も7番(パー3)では下り8メートルのバーディーパットを4パットのダブルボギー。「7番ホール以降はパッティングが怖くて打てなくなった」と言うよ
Pei-Lin Yu(TPE)
うに、勝負どころのパッティングが全く決まらず、 1バーディー、6ボギー、2ダブルボギーの81と大きくスコアを落とした。

若林も出だしのホールで2メートルのバーディーパットを3パットしてボギー発進してから、徐々に持ち前のショートゲームの感覚に狂いが生じはじめる。難易度の高いホールが続く後半に入ってからは、 パーセーブするのも苦しいほどにショートゲームの精度を欠いてしまい、ノーバーディ、9ボギーの81でホールアウト。

第1ラウンドで83とスコアを崩した佐伯は、奮起を誓いスタート。 5番でバーディーを奪うも、 6番でアプローチをミスしてダブルボギーを叩くなど、勢いに乗りきれない。 上がり3ホールをパーでしのいだものの、途中の4連続ボギーなどが影響し、80でホールアウト。悔いが残るラウンドとなった。


日本チームは、この日チームスコアを17ストローク落とし、通算32オーバーパー(320ストローク)で順位を6位に落とし、昨年度順位の3位入賞も厳しい状況となった。

トップは昨日首位 のニュージーランドが、個人首位のNatasha Krishnaの活躍などで、通算チームトータル10オーバーパー(298ストローク)。2位の台湾に5打差をつけ首位を堅守した。台湾は、昨年日本女子アマに出場しベスト16に入って注目を集めたPei-Lin Yuが今大会ベストスコアの72をマークする活躍などで韓国を逆転して順位を上げた。3位には韓国が10打差で続く。優勝争いは1999年以来4回目の優勝を狙うニュージーランドと昨年度優勝国の台湾の一騎打ちの様相を呈してきた。

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