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競技報告
【カナダが首位を死守。大会4連覇を目指すアメリカが2位に。日本は通算-4で7位タイに浮上】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
Bjorn Akesson(スウェーデン)
宇佐美祐樹
アイゼンハワートロフィー世界アマチュアゴルフチーム選手権の第2ラウンド。首位スタートのカナダは、この日もジョージア大学に在籍し、オールアメリカンにも選抜されているエースのRichard Scottが安定したゴルフで68をマークしてチームを牽引し、チームスコアを5ストローク伸ばし、通算10アンダーパーで首位を守った。2位には、大会4連覇を狙うアメリカが1打差でつけている。さらに2打遅れてオランダとメキシコが3位タイ。第2ラウンドで注目を集めたのは、スウェーデン。スウェーデンは、メンバー全員がアンダーパーをマークし、チームスコア12アンダーパーの驚異的な追い上げで、前日の36位タイから首位と3打差
カナダチーム
の5位に浮上した。

チームトータル1オーバーパー11位タイで第2ラウンドをスタートした日本チームは、宇佐美祐樹が2日連続のアンダーパーとなる69をマークして、通算5アンダーパーでホールアウト。個人戦4位タイと好位置をキープすると、ショットの切れを取り戻しつつある伊藤勇気も70。エースの池田勇太は、5バーディー・4ボギーと出入りの激しいゴルフながら71と粘り、チームスコアを5打伸ばし、通算4アンダーパーの7位タイに順位を上げた。

第2ラウンドでチームメンバー3人がいずれもアンダーパーをマークしたのは、70チームの内2チームだけ。その2チームがスウェーデンと日本だった。スウェーデンは昨日、風が強くなった午後からのスタートでチームトータル6オーバーパーと思わぬ不出来。Stellenbosch GCでのプレーとなった第2ラウンドは、無風の好コンディションに恵まれた午前スタートで昨日の鬱憤を一気に晴らす快進撃をみせた。Niklas Lemkeが71でホールアウトすると、Bjorn AkessonとOscar Florenがともにベストスコアの66をマーク。チームストロークを12打伸ばす驚異的なゴルフだった。12アンダーパーは、2004年大会(プエルトリコ)で優勝したアメリカチームが第1ラウンドで叩き出したチームスコアタイ記録。スウェーデンは、エスピリトサントトロフィーでホスト国の南アフリカと同スコアながら大会規定により優勝を逃している。男子としては、その雪辱を晴らし、1990年大会(ニュージーランド)以来2度目の優勝を勝ち取りたいところだ。
一方、De Zalze GCでのプレーとなった日本チームも好調なプレーで順位を7位タイに上げた。世界アマ初出場コンビの宇佐美と伊藤が活躍。宇佐美は、前半からアプローチとパットに冴えを見せてパーを積み重ね、69。昨日、ショットが不調で不本意なプレーとなった伊藤も粘りのゴルフで70。今回の日本チームで唯一人2度目の世界アマ出場となった池田は、不採用スコアながら、71とアンダーパーをマーク。世界アマでトップ10につけたのは、1998年大会(チリ)以来8年ぶり。今年の世界アマは、第2ラウンドを終えて、5ストローク以内に10チームが名を連ねる稀に見る混戦模様。さらに上位を目指してチームの士気も上がっている。“ムービング・サタデー”の主役になれるか。

第2日の大会の模様は《フォトギャラリー》でご覧下さい。

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