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[国際競技]
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JGA National Team Official Supplier |
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【永野はプレーオフの末、2位。井関は11位タイに終わる】 |
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逆転優勝を目指してスタートした永野は、5、6番で連続バーディーを奪い、首位を走るFernandoを猛追する。しかし、9番で1.5メートルのパーパットを外し「昨日まで入っていた2メートル前後のパットを外したことで、嫌なイメージが出てしまった」という永野は、後半に入ると一転して苦しい展開に。13番では3メートルのバーディーチャンスを3パット。16番ではフェアウェーからの2打目をミスしてグリーン手前の池に入れてボギー。17番でも1.5メートルのパーパットを決めることが出来なかった。「後半、嫌な流れになったが、同組でプレーするFernandoもスコアを崩していたので、自分にもチャンスはあると思い、攻め
る気持ちを強く出してプレーした」のが功を奏したのが最終18番。8メートルのバーディーパットを1.5メートルオーバーさせたが、返しの下りスライスラインを、見事に決めてみせた。この日の永野は、2バーディー・4ボギーの74ながら、先にホールアウトしていたBoydと並びトップタイ。第1回大会の優勝をかけたプレーオフは、10番ホールからスタートした。永野にとって不運だったのは、プレーオフ1ホール目で、入れれば次のホールに進める大事なパットが「嫌なイメージ」が出ていた1.5メートルだったこと。Boydが先にホールアウトしていただけに、「決めなければならない」というプレッシャーにも押しつぶされたのか、永野がこのパットを外し、国際競技での初優勝を逃してしまった。「この4日間、長い距離のパットが寄せきれなかった。それでも、昨日までは短い距離のパットを、しぶとく入れていたのですが…。でも、日本代表2試合目で、2位という結果を残せたことには、満足しています。この試合に出場して、多くの課題見つけることが出来ました。帰国して、この経験をこれからに生かせるように練習に励みます」と負けて悔い無しの充実した表情を見せていた。
首位スタートのFernandoは、3番ホールまでパーセーブをして迎えた4番でトラブルに見舞われた。ティショットを左ブッシュに打ち込むと、2打目はシャンク。このホールでトリプルボギーを叩く。それでも、前半を39でプレーし、優勝争いに踏みとどまった。10番で1.5メートルを沈めて、再び独走態勢にはいるかと思われたが、優勝争いのプレッシャーからか、徐々にアプローチの精度が落ち、15番から3連続ボギーを叩いて、第1回大会優勝の栄誉を勝ち取ることが出来なかった。「今日は、上手くいかなかった。4番のトリプルボギーが全て。その後、難しいパットを沈め、バーディーも獲れ、再び良い流れに持ってこられるかと思ったが、8番のパーパットと最後2ホールのパットを決められなかったことが残念。3日間、首位を守って、最後まで優勝争いというプレッシャーの中で、楽しんでプレーできたので、悔いはない」
Fernandoとともに3位タイに入賞したChooは、スタートから再三、バーディーチャンスを迎えながら、パットを決められずストレスが溜まるプレーとなった。それが後半に影響を及ぼし、11、12番で連続ボギー。14、17番でもアプローチを寄せきれず、ボギーを叩き、終わってみればこの日75。通算1オーバーパーに終わった。「前半は殆どバーディーチャンスにつけていたのに、それを決めることが出来なかった。ストレスが溜まるプレーが続き、11番のボギーで緊張の糸が切れてしまった。それでも、3位に入れたことはラッキーだと思う」
最終ラウンドに巻き返しを誓った井関は、1番で2.5メートル、3番1.5メートルを沈める幸先の良いスタートを切った。しかし、5番で1メートルのパーパットを外すと、7番では2打目を左にミスして、ボギー。9番でも1メートルを外してしまう。後半11番で残り130ヤードの3打目を9番アイアンで50センチにつけて1つスコアを戻し、「苦手にしていた」12~14番でパーセーブするなど、終盤に向けて期待を持たせるプレーを見せたが、16番でバーディーを狙って攻めに出たのが災いした。3打目の92ヤードのアプローチをハーフトップして、グリーン奥の池に打ち込んでしまい、万事休した。結局、この日は3バーディー・5ボギーの74。通算12オーバーパーの11位タイで競技を終えた。「永野君が頑張っていたので、自分も10位以内に入ろうと思いながらプレーしていた。前半2つバーディーが獲れて、良い感じでプレーできていたのですが、その後3ボギーを叩いてしまったことで、少し気落ちしてしまった。それでも、不得意なホールでパーセーブできたので、気分も乗って臨んだ16番でボギーを打ってしまったのが致命的だった。このコースコンディションの中では、自分のゴルフは出来たと思う。結果に対して悔しさは残るが、ある程度は出来た。これから自分が世界の舞台で戦うためには、飛距離を15ヤードは伸ばす必要があると感じた試合でした」
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