竹田真実(東北福祉大4年)は、最後の日本女子学生の第1ラウンドを5バーディー・1ボギーの68でホールアウトし、3位の好位置で終えた。1番で7メートルを決めてバーディースタートを切った竹田は、2番で50センチのパーパットを外し、3パットのボギーを叩く。しかし、「キーホールだった」という3番で6番アイアンで打ったティショットをピン奥2メートルにつけ、すぐにバーディーを奪い返す。このバーディーで流れに乗った竹田は、続く4番で4メートル。14番で5メートル、最終18番では、6メートルのバーディーパットを「練習ラウンドのときにグリーンの早さを体感していた」ので、流し込むように入れて見せた。「1番のバーデ
ィーはラッキー。2番で普段なら外すことのない50センチを外した後、気持ちが滅入るところで、すぐにバーディーを獲れたことで気持ちが楽になり、アイアンが思い切り振れるようになった」と好スコアの要因を話す。しかし、「いまは、ショットの調子が悪い」という言葉通り、5番から13番までの9ホールでパーオンは5回。グリーンに乗っても長い距離のパットが残っていたが、「このような状況は慣れているので」と意に返さない強い精神力を感じさせるコメントを残した。
|