東北高校在学中の2006年の日本ジュニアで18位タイ、高等学校ゴルフ選手権夏季大会で団体戦優勝メンバーに名を連ねた南智恩(拓殖大1年)が、拓殖大学に進学した今年、本選手権初出場を果たし。通算6オーバーパーで17位タイと健闘した。本大会は、「とにかく暑かった。この成績は自分で85点をつけられます」と感想を話す。
「初めての大会で、勝手がわからず、とりあえず普段通りのプレーが出来れば良いと思っていましたが、やはり精神的に疲れました」と言うものの、終始笑顔を絶やすことはなかった。南が籍を置く拓殖大学は、今年女子ゴルフ部を発足させた。その一期生となる南は、「拓殖大学は、練習環境も充実しているし、
ゴルフをする上で、不満は全くない」と語る。
来年に日本でのプロテスト受験を予定しており、将来的には世界を舞台に活躍するプレーヤーになることを夢見ている南。「自分のプレースタイルは、毎ホールバーディーを狙うというものではない。自分がそのホールで100点を獲れたときに、バーディーが獲れる。そういう堅実なゴルフをしています」と語る。
拓殖大生の本大会出場は初めて。拓殖大で唯一人の女子ゴルフ部員の南。彼女の活躍が、今後の同大学の女子ゴルフ部発展の鍵を握る。
|