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Championship Reports
競技報告
【日本チームは強風に悩まされ首位の韓国に10打差の5位タイ】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
森田理香子
RYU, SO-YEON(KOR)
第29回クィーンシリキットカップアジア太平洋女子アマチュア招待ゴルフチーム選手権は21日、第1ラウンドが行われた。日本チームは、後半になって強くなった風に翻弄され、スコアメイクに苦しんだ。森田理香子(京都学園高校2年)が73、藤本麻子(作陽高校1年)が76、宮里美香(興南高校2年)が77とチーム全員がオーバーパーで、チームトータル149。首位の韓国と10打差の5位タイのスタートとなった。

成績はこちら →→→ 《団体成績》 《個人成績

会場のザ・カントリークラブは、距離は長くないものの、東南アジア特有のティフトン芝のラフと、コースを吹き抜ける強風が難易度を高めている。
首位は、
NA, STEPHANIE(AUS)
エースのRyu,So-Yeonがこの日のベストスコアタイの69でチームトータル139をマークした韓国。大会最多の9度目の優勝を狙うオーストラリアが1打差の2位。ホスト国のフィリピンがさらに3打差の3位で続く。大会3連覇がかかる台湾は、チームトータル9オーバーパーで9位と大きく出遅れた。

首位スタートの韓国は、昨年のアジア競技大会で個人金メダルを獲得し、韓国女子チームの3大会連続金メダルに大きな貢献を果たしたRyu,So-Yeonが5バーディー・2ボギーの69をマーク。チーム戦首位スタートの原動力となった。Ryu,So-Yeonは、ショットが好調。3番でボギーが先行したが、8番(パー5)でバーディーを奪い、イーブンパーでハーフターン。後半は10、13、16、17番の4ホールでスコアを伸ばした。しかし、好スコアにもRyu,So-Yeonは不満顔。「ショットの調子は昨日より良かったが、幾つか取りこぼしたホールがあるのが悔やまれる。明日は、もっとスコアを伸ばしたい」と貪欲だ。16歳の韓国トップ女子アマチュアは、来年のプロ転向(韓国女子ツアーの規定により17歳からプロ転向が可能)を目論んでいる。最後のクィーンシリキットに期するものは大きい。

チームトータル4アンダーパーで首位と1打差の2位につけたオーストラリア。大会9度目の優勝に好位置でのスタートとなった。強豪オーストラリアを牽引したのは、若干17歳、本大会がナショナルチーム初戦となるNa Stephanie。この日は、2度の連続バーディーを含む6バーディーを奪ったが、3ボギーを叩く出入りの激しいゴルフながら、ベストスコアタイとなるチームトップ3アンダーパーをマークした。Stephanieは、ドライバーショットの平均飛距離が250~260ヤードと飛距離が魅力。今年オーストラリアのナショナルチーム入りを果たした将来が期待される逸材だ。好スコアの要因を聞かれると「得意のドライバーショットが好調だった。練習ラウンドでは、もっと苦戦するかと思っていたが、パットのフィーリングが良かったのが大きい。16番で3パットのミスはしたが、最後まで微妙な距離のパーパットを決めることが出来た。明日も今日のパッティングの調子が維持できれば、もっと好スコアが出せると思う」と不敵に答えた。

第2日の組合せ・スタート時刻

第1ラウンドの選手の様子を、
フォトギャラリーでご覧下さい。


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