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【ベテランの田村は、パットに苦しみ75】 |
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第1ラウンドは、強気のパットで微妙な距離のパーパットを沈め、イーブンパーにスコアをまとめてチームを牽引した田村尚之だったが、第2ラウンドは一転。パッティングに苦しみ、ノーバーディー・3ボギーの75とスコアを崩した。
パッティングの変調の兆しは、スタートの10番ホールから見られた。相変わらずショットが安定している田村は、このホールで3メートルのバーディーチャンスを迎える。昨日までなら、カップの土手に当てる勢いで打てていたパットが、このバーディーチャンスはカップ手前で球が止まってしまった。「このホールで微妙にパッティングがおかしくなってしまった」という田村は、前半16番で15メートルから3パ
ットのボギー。後半も3番で10メートルから3パット、8番では2メートルのパーパットを外してしまい、3ボギーを叩いてしまった。
「今日は、パッティングで強くヒットできなかった。傾斜の途中にホールが切ってあったり、自分の読みに自信がもてなくて、思い切り良く打てなかった」と反省の弁を残すが、「まぁ、昨日はパッティングも良く入ったので、こういう1日もあるでしょう」とすぐに気持ちを切り替えるベテランらしい余裕を見せる。その心の余裕は、好調なショットにある。「今日もショットは好調。強風の中で15ホールでパーオンしていますし」と満足げな表情を浮かべる。
団体戦ではオーストラリアを抑えて単独首位。個人戦では、伊藤とともに2位タイの好位置につけているが、気負いはない。「チームも自分も良い順位にいます。自分は若い選手が思い切りプレーできるように、73か74でプレーして、4日目につなげられれば…」
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