昨年酒井美紀との38ホールに及ぶ激戦を制して優勝した綾田が中学2年の新鋭飛田に大苦戦。
綾田は飛田に一度もリードをすることが出来ず15番終わって3ダウン。しかし、昨年プレーオフから優勝を手にした綾田は持ち前の終盤の粘りを発揮。続く16番で2メートルのバーディパットを沈め、2ダウンに戻すと、17番ではティショットを左に曲げるも、木の下のラフからパンチショット気味の見事なリカバリーショットでパーセーブをし、そのホール3パットのボギーとした飛田に1ダウンと迫った。
昨年の決勝戦、対酒井戦で土壇場の36ホールで追いつき、逆転優勝した時を彷彿とさせる展開に、流れは完全に綾田のペースかと思われたが
、続く18ホールで綾田はティショットを右のラフへ打ち込み、セカンドショットをグリーン奥のバンカーに入れてしまい万事休す。このホールボギーとした綾田は2ダウンで敗れた。「17番を終わって1ダウン、18番で絶対追いつこうと気持ちを強く持って行ったが、ティーショットを曲げ万事休しました。ショットが悪く気持ちだけではどうにもなりませんでした」と2連覇を逃すも涙はなかった。
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