四国アマ優勝、日本アマベスト16、四国ジュニアと先の高校選手権も制し、充実した夏を迎えている松山英樹(明徳義塾高校2年)が、日本ジュニア第1ラウンドを終えて首位と7打の大差ながら10位タイにつけた。「ショットがひどい。最悪です」という松山だが、得意のアプローチで前半を1バーディー・1ボギーのパープレーで凌ぐと、イーブンパーで迎えた6番パー5で魅せた。残り270ヤードの2打目を3番ウッドでグリーンに乗せると、15メートルのイーグルパットをねじ込んだのだ。
しかし、今日の松山は今ひとつ乗り切れない。直後の7番でティショットを左にミスしてボギーを叩き、1アンダーパーでホールアウト。「今日は、バ
ーディーチャンスもたくさんあったのに…」と疲れた表情を見せた松山。「でも、後半はショットも大分マシになってきたし、このまま調子が上がってくれれば…」と気持ちを切り替えた。今年になって一気に才能を開花させた感のある松山。高校選手権との2冠に向けて、明日の巻き返しを期待したい。
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