ともに初優勝を狙う保田和貴(つくば開成高校2年)と森本雄(東北高校3年)が71とスコアを伸ばし、通算4アンダーパーの4位タイにつけている。保田は、12、13番で5メートルのバーディーパットを決めて、ハーフターン。後半も3番で楽々バーディーを奪い、6アンダーパーまでスコアを伸ばし首位を脅かして迎えた5番に落とし穴が待っていた。ティショットをミスしてバンカーに打ち込むと、2打目のバンカーショットは土手に当ててしまう。このホールでダブルボギーを叩いて、良い流れを止めてしまった。「5番のダブルボギーは仕方がないと思っています。それより、2日間でこのスコアは予定通り」と、充実した表情を見せた。首位をいく
今平とは5打差をつけられているが「明日は60台でプレーして優勝争いに加わりたい」と、諦めていない。
もう一人の4位タイ、森本も是が非でも優勝したいと意気込んでいる。チームジャパン・ジュニアメンバーに選考され、最年長としてチームリーダー的な存在となっている森本。高校3年生となった本年は、メンバーとしても勝ちたいところだ。今日は前半で短いパーパットを2度外して2ボギーを叩いたが、ショットが好調で、後半は3番ホールから5連続バーディー。7番ではあわやホールインワンと思われるナイスショットだった。「明日は、4か5アンダーパーを出したい」最後のチャンスにかける思いは、誰よりも強い森本。逆転優勝に向けて、攻めのプレーを誓った。
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