今年、興南中学に進学し、日本ジュニア初出場の古波蔵希が3オーバーパー74にスコアをまとめ、首位と3打差の3位と健闘を見せた。
古波蔵は、スタートから連続ボギーと苦しい立ち上がりだったが、7番でこの日発バーディーを奪うと、9番もバーディーを決めて前半を37でハーフターン。後半も1バーディー・3ボギーと粘りのプレー。「今日は3つもバーディーがとれて良かった」と満面の笑みを見せた古波蔵。それもそのはずで練習ラウンドでは10オーバーパーを叩き、「今日は76ぐらいでプレーできれば…」と考えていたのだから。
152センチと小柄でドライバーの飛距離は210ヤード。「長いパー4だとセカンドショットでは
グリーンに届かない」と苦笑いを見せるが、「今日はパターが意外に入ってくれて」予想以上の好スコアだった。特に最終ホールでは、ティショットを右の林に打ち込みダブルボギーのピンチだったが、10メートル以上のパーパットをよせてボギーで凌いだ。「最後に良い形でホールアウトできたと思う。明日も今日ぐらいのスコアで回れれば…」と初出場の初々しいコメントを残した。
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