「スタートから上だけを見てプレーした」という近藤龍一(同志社大4年)は、その言葉通り、1番で120ヤードのセカンドショットを30センチにつけてバーディースタートを切り、前半で4つスコアを伸ばし、順位を上げる。後半も10番でグリーン手前から20ヤードのアプローチを直接ホールに沈めるチップインバーディーなど3バーディー・2ボギーの35でまとめ、この日67。通算9アンダーパーで前日の10位タイから2位に浮上した。
「競技再開直後の15番で8メートルのパットを決めることが出来たのが大きい」と、最終学年で優勝のチャンスを掴み満面の笑み。「明日は緊張しそう…」と不安がるが、「確実にパーオンして、落ち
着いたプレーを心がけたい。パー5で着実にスコアを伸ばして…」逆転を狙う。昨年大会は30位タイに終わっている近藤。最後のチャンスを掴めるか。
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