初出場の昨年大会で3位入賞を果たした東香里(同志社大2年)。今年は、「昨年の結果は、自分でもびっくりした。時間がたつにつれて、凄いことをしたんだと実感してきて、プレッシャーに感じています」と、話す。
緊張の中で迎えた第1ラウンドは、2アンダーパー3位と好位置で終わった。3番で2メートルのパーパットを外しボギーが先行した東だったが、6番でグリーン奥から5メートルを決めるチップインバーディーでスコアを戻す。しかし、9番で再びボギーを叩き、前半は37。後半に入ると、11番でバーディーを奪うと、14番ではグリーン左のラフからこの日2度目のチップインバーディー。直後の15番も4メートルのスライスラ
インをねじ込んだ。
好スタートを切った東だが、浮かない表情を見せる。それも「今日のスコアはラッキーが重なっただけ。2度のチップインとパットに助けられました」のだから。「自分のプレーは、しっかりとマネジメントをして、ホールを攻略していくものと思っています。今日のスコアは自分らしくない。明日は、狙った通りのショットを打ってスコアを出せれば…」と目論む。昨年大会の結果がフロックでないことを証明するためにも、残り2日間で自分のプレースタイルを貫くつもりだ。
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