2日目に78と崩れた東香里(同志社大2年)は、「昨日、スコアを落としたので、今日は絶対にアンダーパーでプレーする」と気合をこめて最終ラウンドをスタートした。その思いが通じたのか、3番パー5で80センチのバーディーパットを決めると、6番では140ヤードのセカンドショットを80センチにつける。7番でボギーを叩いて前半は35。
「ショットが冴えていたし、パットも入った」後半は、12、13番で連続、17番でも3メートルのフックラインを沈めて3バーディー。最後ホールをボギーとしたが、自分のノルマを果たす69でホールアウトし、通算1オーバーパー2位入賞を果たした。昨年大会で3位に入っていた東は、「今
年、それがフロックではないことを証明したい」と語っていたが、その思いも見事に果たした。「昨年より、色々な場面で臨機応変に対応できたかな」と笑顔で話す東には、昨年を上回る成績と成長した自分を実感できた充実した試合となった。
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