「今日のスコアは目標通り。これだったら、上位につけると思う」難グリーンと風の中、ホールアウトしてきた鈴木兵吾は、目論見どおりの第1ラウンドに満足げな笑みを見せた。10番ホールスタートの鈴木は、12番でいきなりダブルボギーを叩くが、14番でバーディー、18番ボギーで凌ぎ、前半を38で終えた。風が強くなり始めた後半は1番で1メートル、6番では4メートルをねじ込み、ボギーは7番の3パットの1ホールにこらえ、35。3バーディー・2ボギー・1ダブルボギーの73で狙い通り首位タイに並んだ。40歳からゴルフを始めた遅咲きの鈴木は、今年が本選手権初出場。抱負を「最終組でプレーできるように」と話していた鈴木は、第一目標をクリアした。明日は、優勝争いのプレッシャーの中でのプレーとなるが、着実に目標をクリアしている鈴木の健闘に期待したい。
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