青木と同組でのプレーとなった小林。パッティングが好調な小林は、前半を1バーディーの35でホールアウトし、後半も16番までパーを積み重ねる。17番で両者ボギーを叩き、1打差のままで迎えた最終18番。小林が痛恨のボギーを叩き、目の前の優勝が指の間からすり抜けてしまった。「今日は、パットが良く入ってくれた。ただただ、疲れた」プレーオフの後は、そう話すのが精一杯だった小林の表情は、悔しさがにじみ出ていた。
3位入賞の坪井良雄は、3番でダブルボギーを叩くなど前半39と苦戦したが、後半に2バーディー・1ボギーと盛り返し、この日74でホールアウト。通算4オーバーパーで3位入賞を果たした。「初めてのミッ
ドシニアで3位入賞は、よく出来たと思う。整備が行き届いたコースなので、いいショットをすれば良いスコアにつながると信じてプレーした」と3位入賞に笑みをこぼした。これで来年大会へのシードも手中にした坪井は、「もっと技術を磨いて、心技体を向上させます」と、意欲を見せた。
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