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競技報告
【三浦が逆転で初優勝を果たす】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
2008年度(第15回)日本グランドシニアゴルフ選手権競技は11日、兵庫県の宝塚ゴルフ倶楽部・新コースで第2ラウンドを行った。
7位タイにつけていた三浦哲生がこの日73。通算5オーバーパー・149ストロークで首位スタートの莪山茂隆を逆転し、初優勝を手中に収めた。

日本グランドシニアゴルフ選手権競技の優勝争いも最後までわからない熱戦となった。
首位スタートの莪山茂隆ら上位陣が優勝争いのプレッシャーからかスコアを落とすなか、日本シニア2連覇の実績を持つ実力者、三浦哲生が粘りのゴルフを見せる。三浦は前半を1ボギーでこらえると、後半の2番で3メートルを沈める。この時、優勝は同組の山本秀弥との争いとなっていた。山本が4番で7メートルのバーディーを決めると、4メートルのバーディーパットを残した三浦は、「山本選手のパッティングと自分のが同じラインだった」という、このパットを入れ替えしてみせる。このバーディーで「もしかすると優勝かも…」と思った三浦だったが、簡単に優勝杯を手にすることは出来ない。6番をボギーとして迎えた7番のティショット。これを左バンカーに打ち込んだ三浦は、優勝を諦めたという。

それは、今田幸雄と優勝を争ったミッドシニアでの悪夢がよみがえったからだ。この時も三浦は大事な場面でショットを曲げ、バンカーに打ち込み、今田に並ばれてプレーオフで敗退した。グランドシニアでも再びバンカーからボギーを叩き、優勝を逃すかと思われたが、優勝争いの相手となった山本が17、18番で連続ボギーを叩き、1打差で山本を振り切った。「体調のこともあって、この試合は勝てると思っていなかった」優勝を告げられても三浦は半信半疑の表情。しかし、時間がたつにつれ、優勝の実感がわいてきたのか、笑みを漏らしながら、「パッティングが良かった。2日間で3パットは1度も無し」と勝因を振り返ってくれた。


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