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競技報告
【高橋雅也は昨年の雪辱を胸に首位タイスタート】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
小野ゴルフ倶楽部で開催された昨年の日本ミッドアマチュアゴルフ選手権競技。高橋雅也は、最終ラウンドの9ホール消化時点まで磐石のプレーを見せて、優勝間違いと思われながら、残り9ホールで8オーバーパーを叩き自滅。悔し涙を飲んだ。その1年後、舞台を九州の小倉カンツリー倶楽部に変えて迎えた本年大会。高橋はリベンジを胸に1番ホールをティオフしていった。出だしで3メートルのバーディーを決める幸先良いスタートを切ると、6番5メートル、7番も1パットで連続バーディー。9番でグリーン手前からのアプローチを寄せきれずボギーを叩いたものの、前半2アンダーパー35。後半も10番で2打目を50センチにつけてバーディーを先行させると、13番からこの日2度目の連続バーディー。16番でティショットを木に当てて1ストロークスコアを落としたが、3バーディー・1ボギーの33。「このコースは距離が短いし、練習ラウンドより多少気温も上がって、ミスした後のショットも残り距離がさほど長くならなかった」ことが奏功し、トータル68で4アンダーパーにスコアをまとめ、杉山とともに首位タイで第1ラウンドを終えた。
「ピンチもあったけど、どうにかまとめてきました。プロゴルファーみたいな綺麗なプレーができればいいけれど、アマチュアがそれを望むのは無理な話ですし、スコアに満足していますから」と首位タイスタートにもクールに話す高橋。社会人ゴルファーの宿命で、仕事が多忙で思うように練習に時間を割くことが出来ないが、「競技に出場する以上、それは言い訳にならない」と強く語る。そのような制約の中で、どうやって自分の実力を伸ばしていくのか。高橋は「自分の心との戦い。良いスコアが出ても調子に乗り過ぎないようなセルフコントロール」と話す。攻め一辺倒になってクラブを振り回すようなゴルフをしないように…」と昨年大会で優勝を目前にしながら、スコアを崩して得た教訓を実践しようとしている。一昨年の関東ミッドアマと昨年の日本ミッドアマで2度も悔しい思いをした高橋。2年越しのリベンジに向けて好スタートを切った。

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