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競技報告
【ベストスコア69をマークして2位に浮上した飯田】
第2日 競技報告:JGA 写真:JGA
「まずは、気持ちよくホールアウトできたことが嬉しい。体調に不安が無くプレーできることがどれだけ大切か、よくわかった」開口一番、飯田はそう話す。パープレーで10位につけた第1ラウンドだったが、飯田は体調を崩し、歩くのも辛い状況で「正直、棄権することも考えた」という。それでもパープレーだった第1ラウンドが「大きかった」と振り返る。食事を取れるだけ体調が回復してむかえた第2ラウンドは、飯田の持ち味であるコースマネジメント能力と粘りのゴルフが随所に発揮されるプレー振りだった。前半をチャンスがありながらも1バーディー・1ボギーのパープレーで終えると、13番(パー5)でフェアウェイセンターからの2打目を狙い通りインテンショナルスライスでカラーまで運ぶ。ホールまで5メートルの上りのフックライン。パットを手にした飯田は、「1パット圏内に寄せて、確実にバーディーを獲ろうと」打ったこのパットがホールに吸い込まれ、思わぬイーグル。これで気が楽になった15番では125ヤードのセカンドショットをピッチングウェッジで30センチにつけバーディー。16番こそボギーを打ったものの、直後の17番で計算通り、「一番読みやすい」ラインにグリーンオンさせて、バーディーを奪った。林とハザードが要所に配された攻略性の高いホールと、時間を追うごとに速さを増す難グリーンに手を焼く選手が多い中、唯一人の60台となる69をマークして、順位を前日の10位から一気に首位と1打差の2位に浮上させた。「このコースはティショットに気を使うホールがあるけれど、うまく打てれば、距離が短いのでチャンスが増える。でも、グリーンにマウンドがあって、とっても難しい」とコースの印象を語る飯田。「だがら、練習ラウンドのときから、チャンスを逃しても、落ち込まないように、腹を立てないようにしようと思って」この36ホールをプレーしてきた。残り18ホール。飯田にもチャンスとピンチが幾度か訪れるだろう。そのとき、2日間守ってきた自戒の念を持ち続けることができれば、2度目のミッドアマチャンピオンの称号を手中に収めることが出来る。


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