好天に恵まれたものの、寒波の到来により相模湾から吹く冷たい風の中でのプレーとなった第1ラウンド。大会史上3番目に長い距離設定に加え、フラットなフェアウェイと砲台グリーンのレイアウトが相まって、実際のヤード距離より長い距離が必要となるタフなセッティングに、70台で回った選手がたった13人と、30代以上の女性ゴルファーは苦戦を強いられた。
その中で、本大会史上初となる2連覇を狙うディフェンディングチャンピオンの鈴木志麻(千刈CC)が2バーディ、5ボギーの3オーバーパー75で第1ラウンドのトップに立った。
2打差77の2位タイには、共に本大会2回目の出場となった、萩原マリ(岡崎CC)と平
林治子(都留CC)がつけ、さらに2打差の5位タイには、北海道ミッド女子アマチャンピオンの田中亜美(御前水CC)と守田智子(チサンCC遠賀)が続いた。また、本大会2001年、2003年と2勝を上げている三木逸子(土佐CC)は、1メートルのショートパットが決めきれず、9オーバーパー81で17位タイと出遅れた。
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