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競技報告
【スウェーデンが完全優勝。日本は5位に終わる】
第4日 競技報告:JGA 写真:JGA
スウェーデンチーム
日本チーム
23回エスピリトサントトロフィー 世界女子アマチュアゴルフ選手権は、オーストラリア・アデレードに位置するGrange GC(東・西コース)で、11日、第4ラウンドが行われた。

首位のスウェーデンは今日も安定した内容のプレーで、他のチームを全く寄せ付けることなく、この日もチームスコアを5つ伸ばし、通算19アンダーパー、561ストロークで、2位のスペインに本大会最多ストローク差となる12ストロークをつけて、2年ぶり2回目の優勝を大会2度目となる完全優勝で飾った。2位は7アンダーパー、573ストロークでスペインが堅守。3位は、日本に2打差の4位でスタートしたアメリカが、2008年全米女子アマチ
逆転で3位入賞を果たしたアメリカ
ャンピオンのAmanda Blumenherstが68と好スコアを出し、この日チーム通算7アンダーで回り、通算5アンダーパー、575ストロークで逆転入賞を果たした。4位は3オーバーパー、583ストロークでカナダが浮上。

悲願の3位入賞に期待がかかった日本チームだったが、序盤各国がスコアを伸ばす中、最終組の独特の雰囲気に各選手思い通りのプレーができず、ボギーが先行する厳しい展開となり、日本に2打差の4位でスタートしたアメリカに1番で追い付かれ、4番で逆転を許すとその後は一度も追い付くことができず。この日チームトータル4オーバーパー、通算4オーバーパー、584ストロークで5位に終わった。

昨日個人5位タイまで順位を上げた藤本だったが、この日はバーディチャンスにつくもなかなか決めきれず、2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの75。通算2オーバーパー、292ストロークで個人14位タイに終わった。アマチュア最後の試合となった宮里は、序盤3番での3パットのダブルボギーが最後まで響き、3バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー73、藤本と並んで通算292ストロークで個人14位タイ。3日間不採用スコアと不甲斐無いプレーが続いていた大江は、本来のアイアンショットのキレが戻り6番まで1アンダーとチームを引っ張るも、7番、8番、9番で連続ボギーとすると、噛み合っていたショットとパッティングが微妙に狂い始め、ずるずるとスコアを崩してしまい、4バーディ、7ボギーの3オーバーパー75でホールアウト。個人57位タイと悔いの残る大会となった。

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