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競技報告
【大江は4バーディ・7ボギーの出入りの激しいゴルフで+3】
第4日 競技報告:JGA 写真:JGA
1アンダーまでスコアを伸ばした
18番で痛恨の3パット
昨日までの3ラウンド、すべて不採用スコアとなり、何とか一矢報いたい大江。「今日こそ、最低でもパープレーをしなくちゃ」と自分に言い聞かせてのスタート。しかし、出だしの1番、セカンドでバンカー越えのアプローチショットはグリーン奥まで転がり、今日もボギースタート。またも苦しいラウンドの幕開けとなった。

しかし、続く2番で、4mのバーディパット沈めてイーブンパーに戻すと、5番で「今日は本当に調子が良かった」というショットをぴたりと1mにつけ、これを沈めて本大会初のアンダースコアとした。このまま波に乗りたい大江だが、7番で3パットのボギーとすると、8番ショートホールでも下り2.5mのバーディチャン
ホールアウト後涙が止まらなかった
スからまさかの3パット。9番でも4mのパーパットを外し、3連続ボギーで前半を結局2オーバーパーで折り返す。
ハーフターン直後の10番で、ティショットを左ラフに打ち込み、またもボギーかと思われたが3番ウッドで放ったセカンドショットは木にあたり、幸運にもフェアウェイへ転がり出た。これを8番アイアンで4mにつけると、きっちり沈めてスコアをひとつ戻す。これで、切り替えて後半スコアを伸ばすかと思われたが、12番では2mのパーパットが入らずボギー、13番では20ヤードのアプローチを3mにつけバーディと、後半もバーディとボギーを繰り返し、出入りの激しいゴルフのまま18番最終ホール。

3位のアメリカには8打差をつけられており、先にトータル3オーバーパーでホールアウトしていたカナダとの4位争いとなっていた。ここをパーセーブすれば、4位タイはほぼ確定していたが、「アメリカに1打でも近づきたいと思って…」と狙った8mのバーディパットは1.5mオーバー。これを外して、結局3オーバーパーでホールアウト。カナダに逆転を許し、1打差の5位に終わった。

「第1ラウンドは緊張してしまいましたが、2日目からは冷静にプレー出来ていました。でもコースが本当に難しくて…。海外派遣競技の代表も初めてで、このようなチーム戦も初めてで勉強になりました。日本にいた時は、ピンだけを狙っていればゴルフが出来ましたが、このようなコースではピンを狙っていたらパーセーブすら出来なくて、コースマネジメントや、クラブ選択の重要性がわかりました。全然思い通りに出来なくて、悔しい思いもしましたが、いい経験が出来たと思います。」初の海外派遣競技が、世界アマという大舞台となった大江。デビュー戦はほろ苦いものとなったが、この大舞台で得たものをきっと大江自身の次へ、ナショナルチームの次へと活かしてくれることであろう。

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