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競技報告
【酒井も伊藤と並び8オーバーパーの17位タイ】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
昨日の練習ラウンドを終えて、「試合が楽しみです」と語っていた酒井は、1番ホールから3mのパーパットを沈められずボギースタート。4番でもアプローチを寄せきれず2オーバー。しかし、ここまでは「ショットも悪くなかったのであまり気にはしていませんでした」と自分のプレーを心がけていた。
そんな酒井が「練習ラウンドの時から、ティグラウンドがすごく立ちにくい」と感じていたという5番ホール。左のドッグレッグのこのコース、フェアウェイ左のブッシュ越えを狙ったティショットはわずかに左にそれブッシュの先のラフへこぼれた。が、なんと膝下まで伸びるラフにボールを見つけることが出来ず、暫定球を打つ必要性も感じていなかっ
たほどのわずかなブレだったため、慌てて走って戻り、打ち直しとなった。「日本では滅多にこんな経験をしたことがなかったので、動揺しました」と3打目も同じ左ラフに入れると、3.5mのダブルボギーパットはカップに蹴られ、このホールをトリプルボギーとしてしまった。
「5オーバーパーでのターンだったので、バーディよりもパーセーブを意識して丁寧にプレーした」という後半も3ボギーと苦しいラウンドとなり、ノーバーディ・5ボギー・1トリプルボギーの8オーバーパー・80と、伊藤と並び17位タイで初日を終えた。

「5番以外のボギーに関しては、調子が悪いわけでもないので、仕方ないかなと思っています。1~2mのパッティングはしっかり打って入れられているので、後はアプローチだけ。明日は3オーバーパーまでに押さえたいとは思いますが、スコアよりもバーディが取りたいです」と、明日以降の巻き返しを誓った。

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