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競技報告
【イングランドジュニアチャンピオンが完全優勝!】
第3日 競技報告:JGA 写真:JGA
ランラーアップArnaud Abbas(フランス)
14番ティに設置された速報ボード
第8回 デューク オブ ヨーク ヤングチャンピオンズトロフィーは、現地18日、Dundonald Linksで、最終ラウンドを行った。
昨日までは雨の中のラウンドとなったものの、風はなく一種穏やかな気候であったが、最終日、海の見えるリンクスコースはその本来の姿を選手たちに見せつけた。

朝から強風が吹き荒れ、午後からは雨も加わるという状況の中、為すすべのないジュニアチャンピオン達は翻弄され、スコアを軒並み崩していった。
そんな中で圧倒的な強さを見せ戴冠したのは、最終日もベストスコアの72で回り、初日から一度も首位を譲らなかったStiggy Hodgson(イングランド)。トータル4アン
女子の部優勝のMarieke Nivard(オランダ)
ダーパー・212と、唯一のアンダーパーをマークし、2位に11打差での勝利と、前評判通りの実力を見せ付ける形となった。
トータル11打差の2位にはフランスジュニアチャンピオンのArnaud Abbas、更に3打遅れて3位にはスペインアマチュアランキング1位のCarlos Pigemが入った。

初参加ながら上位入賞が期待されたタイアマチュアチャンピオンのVasin Sripattranusornは、吹き荒れる風に翻弄され、10オーバーパー・82とスコアを大きく崩し、4位タイに終わった。


女子の部の優勝争いは最後までもつれたが、今年初参戦のLaetitia Beck(イスラエル)は最終3ホールで、リンクスコースの風に耐え切れずスコアを崩し、目前の栄冠を逃した。逆転優勝を果たしたのはMarieke Nivard(オランダ)。奇しくも昨年度女子チャンピオンのGiulia Molinaro(イタリア)と同組でラウンドしたNivardは5オーバーパー・77とスコアをまとめ、全体でも4位タイに入る健闘を見せた。

日本から出場の酒井美紀は前半を終えて2オーバーパーで、一時は6位タイまで順位を上げたが、後半の連続ダブルボギーが響き、13位タイに終わった。また、伊藤慎吾は初めて体験する風にとまどいを隠せず、本日のワーストスコアとなる18オーバーパー・90と大乱調。39位タイまで順位を下げ、涙を飲む結果となった。

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