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競技報告
【連覇に向け好スタートを切った三木】
第1日 競技報告:JGA 写真:JGA
うねりのあるフェアウェイと面積は小さいながらも傾斜がきつい難グリーンが選手を苦しめる飯能ゴルフクラブ。午後からは風も強まり、より一層難易度が増し、出場選手の第1ラウンドの平均ストロークは90.24。ほとんどの選手が手を焼いたコースでただ一人の70台をマークして単独首位に立ったのが三木逸子(土佐)だった。

ラウンド後の選手が口をそろえたのは、「この難しいグリーンを攻略するには、ティショットの飛距離が出て、ショートアイアンでピンをデッドに狙うゴルフが必要」という言葉。その言葉は、まさに三木のゴルフの特徴そのものだ。飛距離のアドバンテージを活かして首位に立った三木だが、プレー中は不安で一杯だったようだ。

スタートの10番ホールで2打目がフライヤーでグリーン奥にこぼれてボギーを叩くと、「スタートの2打目のフライヤーでアイアンショットの距離感がおかしくなってしまった。途中からは、思ったよりも距離が出なくなるミスもあって…アイアンショットの入射角がしっくりきていない」とプレー内容を振り返る。今日のプレーは、「ダブルボギーを叩かない」という強い気持ちで乗り切った三木。最終9番ホールでは、3打目がグリーン奥にこぼれ、バンカーの縁のラフに止まるピンチ。あわやダブルボギーかという状況も、難しいアプローチをホールまで10センチに寄せてパーセーブした。「最後のパーセーブは本当に大きい。ボギーを叩けば、スコアは80台だし、明日への気持ちも大きく変わったと思う」と笑顔を見せる。

大会連覇に王手を賭けたが、「自分は、意識をすると崩れるタイプ。連覇は難しいものです。それを意識せず、今日よりも1ストロークでも良いスコアでホールアウトすることだけを目標にします」と無欲を強調した。


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