日本女子アマチュアゴルフ選手権競技が23日(火)から宮城県の仙台カントリー倶楽部で開幕する。本選手権には、各地区ゴルフ連盟主催の地区女子アマ上位成績者ら140名の出場が決定した。
日本ゴルフ協会が主催となってから51回を迎える日本女子アマ。2日間36ホールのストロークプレーにより、上位32名がマッチプレーに進出する競技方法は、選手にとって過酷なものとなり、毎年、日本女子アマ日本一の座を賭けて熱戦が繰り広げられている。
出場140名の内、最年少出場記録を更新した松原由美(10歳4ヶ月)を筆頭に、10代の選手が99名と約7割を占め、また27名の過去最多の中学生が出場する今大会、ついに参
加者平均年齢は19.1歳を記録し、昨年に引き続きジュニア世代に注目が集まる。
会場の仙台カントリー倶楽部は1962年に青葉山に開場後、2005年に現在の場所に移転。東北地区での本選手権開催は、1993年に移転前の仙台CC以来、仙台CCにとっては、移転後、初のJGA競技開催となる。
ハザードや谷越えなど変化に富み、また青葉の美しいこの季節、景観美が際立つが、グリーンは広いながらもアンジュレーションが複雑で、攻略にはパッティングの高い技術が求められる難コースである。
日本女子ゴルフ界を担う逸材たちが、この難コースをどのように攻略するのか、注目が集まる。
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