大波のゴルフでベスト32に進出したのは、法政大学1年の柳澤美冴だ。
「第1日は、パットに泣かされました。2メートルのバーディチャンスから4パットまでやってしまいましたから…。きょうは、長いのも入ってくれました」
地元東北高校出身で、10オーバー・82と大叩きした前日は、「落ち込んでいてもしようがない」と高校時代のチームメイトだった大江香織らの仲間と夕食に。仙台は、卒業以来とのことで、「食べて、しゃべりまくって、楽しい時間を過ごしました」
すっかり気分転換を果たして臨んだ第2日、相変わらず好調なショットにタッチの戻ったパッティングが噛み合い、5バーディ、1ボギーの68をマークした。
これは、自己ベストスコア。「今日東京に戻るつもりでいたのに、マッチプレーまで進めるなんて、自分でも驚きです。でも、これが自分の本当の実力なんだと、勘違いしたまま明日からの戦いを進められそうです」
その柳澤と一緒に夕食をとった大江は、こちらも2アンダー・70と好プレーを見せ、トータル144ストロークで、こちらもマッチプレーに進んだ。次は、同窓生対決となるか?
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