一昨年大会で、中学3年生ながらクォリファイングラウンド2位タイ、昨年大会はベスト32と、今大会では優勝候補のひとりとして名前を挙げられている森美穂。2日間通算1アンダーでマッチプレーに駒を進めた。
「6月に入ってショットが絶不調でした。第1日も当たらなくて、どうしようと思いながらのラウンドでした。でも、パットが決まってくれてなんとかパープレーにまとめられました。2日目も不安いっぱいでしたが、JGAのホームページにあるフォトギャラリーを見ていたら、私のスウィング写真が載っていて、それで気がついたのです。ダウンスウィングで上体が突っ込んでいるって。すぐに練習場へいってチェックしながらボールを
打つと、好調時のショットが戻ってきました」
ところが、第2日の前半(イン・スタート)はパットが不調でボギーが先行したが、アウトにターンして「右ヒジのポジションをチェックしていたら、パッティングもよくなって…」後半は4バーディー(1ボギー)の33。マッチプレー戦を前に「ショットもパットも、ようやく間に合いました。楽しみです。決勝まで進んで36ホールの長丁場を経験したい」と、すっかり自信も回復させて強気のコメントを残した。
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