第51回女子アマチュアゴルフ選手権競技は、第3日目1回戦の16マッチを行った。
メダリストの藤本麻子(山陽GC)は、7番ホールまでで5upと一方的な展開となるかと思われたが、杉本愛理(クラーク記念国際高)が8番、9番、10番を連続で取り返す意地を見せ、1downまで巻き返した。しかし、そこで力尽き、藤本が1upで勝利。2回戦に駒を進めた。
しかし、毎年波乱が起こり、ストロークプレーのように行かないのがマッチプレー。今年も波乱含みの幕開けとなった。
中部女子アマを連覇し、クォリファイングラウンドを4位で通過した森美穂(ゴールド福井CC)を、プレーオフから勝ち上がった槙谷香(広島国際GC
)が3&1で破り大金星を上げると、昨年度の本大会でクォリファイングラウンド最小スコアを記録してメダリストとなった香妻琴乃(日章学園高)も、マッチプレー初出場の土岐香織(富士C可児C)を相手にまさかの敗退。
また、地元の期待を背負った酒井美紀(いわきGC)も、プレーオフ組の比嘉真美子(ベルビーチGC)に前半で3downと苦しい展開に。その後も全く自分のプレーが出来ず、1回戦で姿を消した。
勝ち上がった16名は、続いて本日2回戦をプレーする。
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