ベスト8に勝ち進んだ木戸侑来。父親は元プロレスラーの木戸修、姉はプロゴルファーの木戸愛というスポーツ一家に育った。
日大高1年生の15歳。日本女子アマチュアゴルフ選手権競技は、2年連続出場。昨年は第1日に81を叩いてしまい、第2日に74とまとめたもののマッチプレー進出はならなかった。雪辱を胸に臨んだ今大会も、第1日は78と崩れたが、第2日に68の好スコアをマークして、念願のマッチプレー戦に進んだ。
1回戦では、地元・東北福祉大1年生の岩周里紗相手に13番まで3アップとリードを奪ったが、そこから2ホール落として際どく1アップの勝利。2回戦は、1回戦で宮澤亜衣をくだした枝尾あかねとの対決だ
った。
「1回戦は、パットが決まらなくて、際どい勝ちでしたが、2回戦は、強めにヒットすることでパットが決まり、気分的に楽にプレーできました」
ということで、終始自分のペースでの進行となり、4&3でくだしてベスト8一番乗りだった。
「今年は、ベスト8入りがひとつの目標だったので、それをクリアできたことがうれしいです」
大会前、姉の愛からは「だれと回ろうが、相手のことは気にせず、自分のゴルフに集中していけばいい」とのアドバイスをもらったという。
インタビュー後は「ここまで父にも姉にも一度も電話していないので、これから、うれしい報告をします。喜んでくれると思います」
|