関東アマを制して注目を集めた伊藤誠道(湘洋中学)が、1回戦で38歳年上の野上英司(ミッションバレー)、2回戦では藤田晃規(兵庫県連盟)を下し、ベスト8入り。
伊藤はストロークプレー第1ラウンドで5オーバーパーを叩き88位タイと出遅れるも、第2ラウンドに68をマークする勝負強さでマッチプレーに駒を進めた。「目先の目標(日本アマ優勝)を意識するのでなく、まずは日本オープンの出場権とベスト16に残ることを目標にして、この二つが達成できました」と笑顔を見せる。今日で、その目標を達成した伊藤は、「明日(ベスト8)からは、日本アマ優勝を目指します」と力強い言葉を残した。「昨年の後半から調子が悪くなっ
て、いつも1打足りず、という結果だったんです。ですから、アプローチとパッティング中心に、かなり練習して、その成果が関東アマの優勝につながったと思う。そして、今日のマッチでも、その成果がでたと思います」と地道な努力の積み重ねを強調する。並み居る強豪をおさえて初優勝を果たした関東アマの再現なるか。
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