最終ラウンド首位と4打差でスタートし、逆転を狙った福田真未(沖学園高2年)は、この日、1オーバーパー74とスコアを落とし、通算1アンダーパーで2位に終わった。
全国高校ゴルフ選手権夏季大会で優勝し、日本ジュニアでの優勝も期待された福田だったが、2番(パー4)で残り100ヤード弱の第2打を左にひっかけて、OBにしてしまい、ダブルボギーと躓いた。距離の短いホールで「バーディが狙えるホールだった」だけに少しあせりを感じたという。それでも3番、6番、7番とバーディを奪い、態勢を立て直したようにみえた。
だが、実際は「ショットの調子が悪く、不安を感じながら」プレーしていた。その自信のなさが9、1
0、13番のボギーとして現実になる。今週はショットが悪い分「アプローチとパターでカバーしていた」が、この日は「林の中に2回入れて、池にも入れたし、OBも打った」と言うように内容が悪かった。スウィングが「振り切れていなかったと思う」と反省している。
福田はもう一度スイングを調整して、スコットランドで行われるデュークオブヨーク ヤングチャンピオンズトロフィー(9/8~10 ダンドナルドリンクス)に挑む。吉報を待ちたい。
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