昨日6オーバーパー79とスコアを崩し7位タイと出遅れた中部ジュニア優勝の鬼頭桜(守山北中3年)が第2ラウンドで実力を発揮。この日イーブンパーにスコアをまとめて、2位に順位を上げて日本ジュニアを終えた。
前半を1バーディ・1ボギーでプレーした鬼頭は、13番で左バンカーからの2打目をトップしてグリーン手前の池に打ち込みダブルボギー。
「あのホールが、凄くもったいない」と悔やむミスを犯してしまう。しかし、14番で2.5メートル、15番では4メートルを沈める連続バーディ。その後はパーを積み重ねて、この日のベストスコアをマークした。
「最後の日本ジュニアですが、昨日のスコアがショックで…。今日
は追い上げようと思ってスタートしましたが、前半のチャンスを活かしきれなかった。アンダーパーが出せなくて残念です」と、悔しさを見せるが「13番を引きずることなく、すぐにスコアを戻せたのが良かった」
全国中学校選手権に続いての2位入賞に、鬼頭は自信を深めたようだ。女子15~17歳の部では、同じ中部地区の森美穂が優勝。来年は、その森とも同じ部門で争う可能性もある。先輩でもあり、目標にもなる森を脅かすプレーヤーに成長していくことを期待したい。
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