「とにかくショットが悪すぎて、グリーンに乗りませんでした」と渋い顔で戻ってきた宇佐美(日本大3年)。
日本アマチャンピオン、というプレッシャーは特に感じることもなく、「初日だし、パー5をきっちりバーディ獲れば、後はパーセーブでいい」と気負いなくスタート。
公言通り、1番のパー5で計算通りのバーディを奪い、幸先良い出だしとなったが、次の2番パー3でティショットを右に外すとこのアプローチを寄せきれずボギー。その後も、セカンドショットの距離感が合わずに、何とか寄せて拾う苦しい展開でパーセーブを続けていたが、チャンスと話していた8番のパー5では、ドライバーショットを曲げてしまいボギーを叩くと、1オ
ーバーでハーフターン。
後半もほとんどバーディチャンスにつけることすらままならない苦しい展開で、1バーディ・2ボギーでホールアウト。トータル2オーバーパー・74の29位タイスタートと出遅れた。
「4日間あるので、トップの5アンダーパーくらいまでは明日頑張れば、まだまだ優勝争いは出来ると思います。でもそれには、とにかく明日はバーディを獲れるだけ獲って、ボギーを極力押さえないと…」と、2冠奪取に向けて、足早にショットの調整に向かった。
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